【専門家が徹底解説】LEDビジョンの耐久年数とランニングコスト!保証が短い粗悪品に要注意!
LEDビジョンはこれまでの看板とは違い、幅広い分野で多用的に使える広告と言う事で注目を集めています。
LEDの価格が落ちてきたことから、以前と比べてLEDビジョンの導入コストも下がってきてます。
とは言っても、大型のものになると1000万円ほどかかる場合もあり、何年くらい使えるのか?と言うのは気になるところだと思います。
そこでLEDビジョンの耐久年数とランニングコストについて解説します。
LEDビジョンの耐用年数
LEDビジョンの耐用年数は、設置されている環境にもよりますが約5年といわれています。
5年経ったら使えなくなる訳ではなく、メンテナンスをする事で耐用年数を伸ばす事が可能です。
LEDビジョンは液晶ディスプレイに比べるとメンテナンスが簡単になっています。
LEDビジョンは、LED自体が発行するため、切れてしまったLEDを取り換えるだけで大丈夫です。
また、精密機器の部分の耐久年数も5年ほどと言われており、故障部分の交換を行う事で再度使える様になります。
建物の屋上やビルの側面に設置する様な場合は、LEDビジョン本体の耐久年数とは別に支えとなる鉄骨などの耐久年数もあります。
鉄骨やアルミの場合10年から15年と言われているので、定期的なメンテナンスが必要になります。
LEDビジョンには屋内用と屋外用がある
LEDビジョンには屋内用と屋外用があり、屋外用の方が全天候でも耐えれる仕様になっています。
屋内用であれば、屋外用よりも耐久年数が劣るもののコストが安いです。
最適なものを最適な場所に設置する事が重要です。
LEDの耐久年数
LEDは他の電球と比べて球の寿命が非常に長いです。
メーカーにより寿命は異なりますが、5万時間〜10万時間とされています。
10万時間の場合
5万時間の場合
ほどになります。
つまり、LEDに寿命が来ると言うより精密機械にメンテナンスが必要になる事が多いです。
また、LEDディスプレイに何かの飛来物がぶつかって破損した場合、その破損部分を取り換える必要があります。
液晶ディスプレイの場合、本体ごと取り換える必要があるのでその点、メンテナンスがしやすいです。
LEDビジョンのランニングコスト
LEDビジョンは、映像を映し出すビジョン本体とは別に維持費がかかってきます。
特に広告として使う場合は、深夜以外付けっぱなしにしていることが多い為、電気代がかかってきます。
特に屋外用であれば、日光に負けないくらいの明るさを維持する必要がある為、日中の電気代が高いです。
一般的には、深夜を除いて7:00~22:00の15時間ほど付けっぱなしにします。
2mほどのLEDビジョン
ほどかかると言われています。
大型になればなるほど、消費電力がかかるので注意が必要です。
定期メンテナンス
LEDビジョンは、精密機器の部分がある為、定期的なメンテナンスが必要です。
基本的には、新品を購入した際は2年から3年の保証がついていますが、自然災害や人的ミスがあった場合は、修理が必要になります。
大型のものであれば、保険に入ると思いますが、小型のものであればサポートに入らないこともあります。
取り付け器具の点検
大型のLEDビジョンであれば、フレームと取り付け金物(LEDビジョンを取り付ける基礎)が必要になります。
その際は、フレームが劣化していないか、亀裂がないかなどの点検が必要です。
ネット代
ほとんどのLEDビジョンにはSTB(セットトップボックス)を設置します。
STBとは、インターネット接続を可能にすつための機器です。
インターネットに接続することにより、離れた場所からでも広告を切り替えることができます。
インターネットの利用には費用がかかりますが、標準的なものであれば、5000円/月〜をど必要になります。
契約しているインターネット回線がある建物に、LEDビジョンをつける場合は追加契約は必要ありません。
保証が短い粗悪品にご注意!
LEDビジョンは、価格を抑えるために中国などの海外の工場で製作して日本に送られます。
海外の電化製品は、電気系統の製品規格が日本よりも劣るので、
電気系統による故障が多発する傾向にあります。
そのため、販売会社はリスクを抑えるために保証期間を短く設定する場合があります。
1年ほどの短い保証の場合、安心することができません。
保証が長いものを選ぶようにしましょう。