LEDビジョンの販売価格構成とサポートのポイント

LEDビジョンの販売価格構成とサポートのポイント

液晶ディスプレイに比べて数多くの魅力があるLEDビジョンは、さまざまなシーンで活用されるようになりました。

屋外広告や屋内の広告、さらには建築物の一部となって利用されています。

スポーツやライブ会場の演出としても当たり前の存在になっています。

販売価格が高く初期費用がかかりやすいのがデメリット

LEDビジョンは、10年前に比べると価格もかなり安くなり、性能も向上しましたが、初期費用はそれでも高いのが現状です。

LEDビジョンの販売価格は、LEDビジョンの大きさとLEDの使用量によって大きく影響されます。

先日、調査したこちらの記事の全国相場から見ても

1m2あたり40万円〜60万円ほどになります。

一般的な大型ビジョンと言われる2m×3mほどのビジョンの場合でも6m2ほどの面積になります。

その販売価格は、約240万〜360万円ほどになってきます。

製品のLEDのピッチ数が小さい高解像度の屋外用LEDビジョンであれば、さらに高額になってきます。

また、LEDビジョンの本体代金に加え、輸送や設置費用などもかかってくる事も想定しておかなければなりません。

設置場所が決まったら、LEDビジョンの販売業者に見積もりを取るようにしておきましょう。

1m2当たりの価格が10万円ほど違う場合、総額が60万円ほど変わってきます。設置までのトータルの支払い金額とランニングコストを考えて決める事が重要です。

みんなが気にしないランニングコスト

LEDビジョンを設置する際に、ほとんどの方はランニングコストを気にしません。

LEDビジョンは省電力でメンテナンス性が高く、経済的な広告ツールです。本来であれば、従来の液晶ディスプレイよりもメリットがあるはずなのに、全く役に立たなくなってしまいます。

また、ランニングコストが上がってしまうほど収益化が難しくなります。初期費用を抑えることも大事ですが、トータルを考える必要があります。

中古品は気をつけて

昔相談を受けた法人さんで、LEDビジョンの初期費用を抑えるために、とにかく安い製品を自分で仕入れて設置した人がいました。

話を聞いてみると定期的に故障するのでランニングコストがかかるという相談でした。

取り付けたLEDビジョンは、5年前の中国で製造されたLEDビジョンで相場の半額ほどだったそうです。

取り付け費用も安くしてくれるということで、取り付けてみたそうですが、結果的に赤字となってしまいました。

ランニングコストが上がった理由は、メンテナンスできる会社がなく、配線なども中国製のため、部品が合わないということが主な原因だったそうです。

雨天時に、漏水して配電盤がショートし、煙が出ていたこともあったそうです。ビルの側面に設置していたので、すぐに撤去することになった。と言っていました。

みなさん気にしない人が多いですが、実は、非常に重要になるのがランニングコストです。

最近では、中古品などのLEDビジョンを激安の価格で販売する業者さんもいるようですが、安さだけを見ていると後からランニングコストが大きくなり、維持する事が難しくなります。

初期費用を抑えることを重視するあまり、メンテナンスや保証がない商品を設置すると後から大変になります。

保証期間ができるだけ長く、サポートがしっかりしている良質な業者のLEDビジョンを設置するようにしましょう。

保証と保守は絶対条件

LEDビジョンは、設置してからがスタートの商品です。精密機械であるため、プロのサポートがあった方が余計なコストがかかりません。

特に、保証と保守は絶対条件として勧めています。

理由は、万が一の場合に対応できる人がいないと責任問題に関わるからです。

LEDビジョンは、ランニングコストがかかりにくい商品なので、長期的に設置することができます。

その分のサポートをしてくれる良質な会社にお願いしましょう。

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