【徹底解説】LEDビジョンのメリットとデメリットがすぐに分かる!LEDと液晶の違いを解説

【徹底解説】LEDビジョンのメリットとデメリットがすぐに分かる!LEDと液晶の違いを解説

大型のLEDビジョンはこれまでの看板広告と違い、動画を映し出すことが出来るので見る人に大きなインパクトを残すことが出来ます。

写真や文字だけの広告と比べると、その情報量は5000倍とも言われており、これまでの看板広告より宣伝効果が期待できると言われています。

LEDビジョンと液晶ディスプレイの違い

LEDビジョンと液晶ディスプレイは、大きく分けると映し出す方法が異なります。

液晶ディスプレイは、映し出された映像を後ろからバックライトで照らし出すことで映像化しています。

一方、LEDビジョンは、1つ1つのLEDが発光することで映像を作り出しています。

LEDビジョンの明るさは10倍

LEDビジョンはバックライトで照らすのではなく、LEDが発光するため、画面の明るさは液晶モニターの10倍であると言われています。

そのため、太陽光のような強い光の屋外であってもよく目立ち、多くの人たちの注目を集めることが可能です。

今回は、LEDビジョンのメリットとデメリットを紹介していきます。

LEDビジョンのメリット

形状が自由

LEDビジョンはパネルを組み合わせて構成するため、サイズやレイアウトを思うように設定することができます。

たとえば、レイアウトは四角形だけでなくカーブ状、球形、らせん状などの形状が可能なため、さまざまな場所に設置することが可能です。

電気代が安い

LEDビジョンは、映像を映し出すビジョン本体とは別に維持費がかかってきます。

特に広告として使う場合は、深夜以外付けっぱなしにしていることが多い為、電気代がかかってきます。

特に屋外用であれば、日光に負けないくらいの明るさを維持する必要がある為、日中の電気代が高いです。

一般的には、深夜を除いて7:00~22:00の15時間ほど付けっぱなしにします。

2mほどのLEDビジョン

室内の場合は、700円~/1day

室外であれば、2000円~/1day

ほどの電気代で済みます。

寿命と耐久性が高い

LEDビジョンの耐用年数は、設置されている環境にもよりますが約5年といわれています。

5年経ったら使えなくなる訳ではなく、メンテナンスをする事で耐用年数を伸ばす事が可能です。

メーカーにより寿命は異なりますが、LED自体の寿命は5万時間〜10万時間とされています。

10万時間の場合

毎日24時間点灯させると仮定した場合、約11年半

毎日8時間点灯させると仮定した場合、約34年半

5万時間の場合

毎日24時間点灯させると仮定した場合、約6年

毎日8時間点灯させると仮定した場合、約17年

ほどになります。

精密機械の部分のメンテナンスを行うことで使い続けることが出来ます。

遠方の人にも見てもらえる

LEDビジョンの大きなメリットは、屋外で遠くにいる人にも映像や広告を届けることができる点です。

液晶ディスプレイであれば、サイズの問題や明るさの問題から遠くにいる人に映像や情報を届けることが出来ませんでした。

しかし、明るさが優れているほか、屋外の設置に適していることから、屋外広告ツールとしては非常にメリットがあります。

デメリット

近くからは見にくい

LEDビジョンは無数のLEDで構成されています。その為、近い距離か見ると点が光っているだけに見えるので、離れて見る必要が出てきます。

ビジョンのサイズによって異なりますが、小さいものでも2メートル以上離れる事が必要です。

しかし、液晶ディスプレイの場合、映像が映し出されているので、近くで見ても全く問題ありません。近くで見る場合は液晶ディスプレイの方が優れています。

初期コストが高い

LEDビジョンは、ランニングコストは低く抑えられるメリットがありますが、初期の設置費用が高額になる傾向があります。

高解像度、高性能のLEDビジョンの場合、近くから見ても綺麗にみることが出来ますが、非常に効果になります。

1パネルあたり50~80万円ほどの価格になるので、8枚使用すると考えると400~600万円ほどの初期投資を考えなければなりません。

変更しにくい

一回LEDビジョンを取り付けてしまうと、配置の変更や場所の変更が出来ません。

と言うのも、屋外用LEDビジョンに限ったことで、屋外用であれば移動させることができるものもあります。

屋外用LEDビジョンの場合、2m×4mほどの大画面になると重さが1000kgほどになってきます。その場合、鉄骨を組んで支えを作らなければならないため、移動が出来ません。

景観条例がある

景観条例とは、景観法とも言われている条例です。

景観条例は、歴史地区や街並みを維持し、守るために定められた条例になります。特に有名なのが京都、長崎などの観光地です。

風格のある街並みや情景豊かな街並みの中に、個人や法人が大きなビルを建てたり、光り輝く看板で情景を壊さないように、自治体が定めているのが景観条例です。

景観条例には、厳密にガイドラインが定められているので、LEDビジョンなどの広告物を設置する際には、規定を満たしておく必要があります。

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