【専門家が徹底解説】LEDビジョンと液晶ディスプレイの違い理解で売上拡大！１つの大きな違いとは
LEDビジョンと液晶ディスプレイの違いをご存知でしょうか？
LEDビジョンと液晶ディスプレイは、同じ「ビジョン」ですが用途などが違います。
この違いを理解するだけで、売り上げが大きく変わってきます。
また、コストなども変わるのでしっかりと理解していきましょう。
LEDビジョンと液晶ディスプレイの仕組みの違い
発光のさせ方が違う
LEDビジョンは、映像を映し出すために無数のLEDが使われています。その為、映像自体が光っています。映像自体が光っているので液晶ディスプレイと違って明るい性質があります。
LEDの球が発行する事で色を再現している為、明るさの調整幅が大きく低電力なのが特徴です。
一方で、液晶ディスプレイはバックライトが液晶を照らします。LEDビジョンは映像自体が光りますが、液晶ディスプレイの場合は映像を照らし出す形になるので、LEDビジョンと比べると暗くなります。
また、LEDビジョンと比べると電力の消費が大きく熱を持ちやすい性質があります。
明るさが違う
一般的には、明るさの単位として輝度cdが使われますが、
液晶ディスプレイの場合700~2200cd
と言われています。
LEDビジョンの方が、明るさの調整幅が大きく液晶ディスプレイよりも明るい為、屋外などの明るさが変わりやすい場所に適しています。
特に太陽光は非常に強い光なので、暗いビジョンだと目立ちません。
写真は、店頭に液晶モニターを設置した店舗です。これだと、明るくないのでよく見えません。
屋外の様な明るい場所に設置する場合は2000cdほどの明るさのビジョンが必要になります。
売り上げ直結！大きな違いはこれ！
見える距離が違う
LEDビジョンと液晶ディスプレイの大きな違いは視認距離です。
【専門家が徹底解説】LEDビジョンの視認距離ってなに？コストが下がる！ピクセルピッチと焦点距離
LEDビジョンは無数のLEDで構成されています。その為、近い距離か見ると点が光っているだけに見えるので、離れて見る必要が出てきます。
ビジョンのサイズによって異なりますが、小さいものでも2メートル以上離れる事が必要です。
しかし、液晶ディスプレイの場合、映像が映し出されているので、近くで見ても全く問題ありません。近くで見る場合は液晶ディスプレイの方が優れています。
の方が適しています。
用途に合わせた使い方をする事が重要です。
料理や商品を綺麗に見せたい場合
料理や商品を綺麗に見せたい場合は、液晶ディスプレイの方が適しています。近くで見ても鮮やかですし、文字もはっきり見えるからです。また、大型のディスプレイを設置する必要はなく、お店の近くを通った方にアピールするためには非常に有効です。
また、店内などに設置するデジタルサイネージとして使用するとさらに伝える事ができます。
屋外広告物の場合
屋外広告物として使用する場合は、LEDディスプレイの方が最適です。
屋外でのLEDビジョンであれば、近くから見ることはないため大型のディスプレイの設置ができます。また、屋外であっても明るさがあるのでしっかりと目立たせる事が可能です。
コストや維持費
LEDビジョンと液晶ディスプレイのもう一つの大きな違いは、形状の自由さにあります。
LEDビジョンであれば、大きさを自由に変える事ができます。
しかし、液晶ディスプレイの場合、大型に限っては量産する事ができないので非常に高額になります。
また、形状も限られるので空きスペースに合わせた設計ができません。
さらに大型ディスプレイになると、メンテナンスも高額になるので維持費がかかってきます。
一方、LEDビジョンの場合は形状も自由です。床をLEDビジョンにする事もできます。
また、メンテナンス費用があまりかかりません。
LEDの寿命も５〜６万時間と高寿命になっており、もし付かなくなってしまっても、その部分だけLEDを交換すれば済みます。
そのため、メーカーも保証を付けています。
大型で使う場合は、LEDビジョンの方が経済性が高いです。