【事前確認必須】LEDビジョンの設置場所で注意すべき4つのポイント
LEDビジョンを設置するときに重要になるのが設置場所です。
設置場所によっては、LEDビジョンのサイズや動画広告に規制が入る場合があります。
そこで導入時に注意すべき点をまとめて見ました。
LEDビジョンの設置で注意すべき点
条例やガイドラインの確認
まず、第一に注意しなければいけないのが条例やガイドラインの確認です。
特に注意すべきなのが景観条例です。
景観条例は、歴史地区や街並みを維持し、守るために定められた条例になります。特に有名なのが京都、長崎などの観光地です。
風格のある街並みや情景豊かな街並みの中に、個人や法人が大きなビルを建てたり、光り輝く看板で情景を壊さないように、自治体が定めているのが景観条例です。
この条例を無視してしまうと、撤去命令や修正工事が必要になるので大きな損失となってしまいます。
必ず設置前に確認する様にしましょう。
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設置場所から視聴者までの視認距離の把握
LEDビジョンのデメリットは視認距離が長いことです。
視聴者までの適切な視認距離を把握することで、LEDビジョンのコスト削減や設置ミスを回避することができます。
また、視野角も重要になってきます。
特に高い建物に設置する場合や、狭い場所に設置する時に注意が必要です。
LEDビジョンは、どれだけ高画質なものを使用しても2.2mほど離れなければ動画広告を認識してもらうことができません。
適切な視認距離を把握しておく様にしましょう。
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適切なビジョンの選定
LEDビジョンは、屋内型や屋外型と言うように種類があります。
また、解像度に対してLEDビジョンのサイズが変わってきます。
無駄に大きなLEDビジョンの設置や、コストが高いだけのLEDビジョン(オーバースペック)を設置すると逆にパフォーマンスが下がってしまいます。
適切なサイズのLEDビジョンを選ぶ様にしましょう。
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設置場所に合わせた設計と施工の手配
LEDビジョンは、非常に大きなモニターです。そのため、非常に重たくなってしまいます。
LEDビジョンを設置する際は、フレームの固定や施工が重要になって来ます。
例えば、ビルの屋上や建物側面に固定する場合、約1トンほどの重さのLEDビジョンが設置されることになります。
そうなると、建物が荷重に耐えられるのかが重要になってきます。
LEDビジョンの施工は、素人では難しいのでしっかりプロに頼むようにしましょう。
LEDビジョンの市場規模
LEDビジョンの市場規模は、年平均14~20%成長することが期待されています。
これから5Gになることで、デジタル化がますます進み、写真による広告から動画広告に移り変わることが予想されています。
現在では、PCからコントローラーに送信して管理していますが、スマホのアプリ一つで顧客の管理することができるシステムが開発されているそうです。
つまり、LEDビジョンをスマホで管理できる時代になって来ています。
顧客がアプリで動画編集を行い、スマホでデータのやり取りをすることで、人件費がかからずストレスなく広告を管理できる時代です。
市場が大きくなってしまう前に投資しておくことは賢い選択かもしれません。